Marshmallow対応版Xposedの導入



Xposedは正式には”Xposed Framework”と呼ばれ、apk等を弄らずにSystemやアプリの振る舞いを変更することができるモジュールを動作させるためのFrameworkです。
私自身、XposedはAndroid 4.0.3 Ice Cream Sandwichの頃から使っており、非常にお世話になっています。今回はXposedのMarshmallow対応版を導入する方法について説明します。

では内容に入ります。

Xposedの開発を行っているrovo89さんはNexus 9を使ってXposedの試験を行いリリースを行いました。Nexus 9は64bit ARM CPU(arm64)で動いていますが、今回のリリースでは32bit ARM CPU(arm)およびIntelプロセッサ(x86)用も公開しています。
今回はNexus 9にXposedを導入していこうと思います。

必要なもの

手順

Xposed for Marshmallowの導入手順を以下に示します。
  1. xdaのサイトからFrameworkおよびapkをダウンロードする。
  2. apkファイルをインストールする。
  3. カスタムリカバリからFrameworkをflashする。
では、実際に手順に従っていきましょう。

1. xdaのサイトからFrameworkおよびapkをダウンロードする。

xposedを導入したあとに各moduleをマネジメントするためのアプリをインストールします。apkファイルをxposedのフォーラムからダウンロードしてください。ダウントードするファイルはXposedInstaller_3.0_alpha*.apkのようなものです。本記事作成時では、"XposedInstaller _3.0_alpha4.apk"でした。
 


上の画像の赤く囲まれた部分のファイルです。ファイル名をクリックするとダウンロードが開始されます。apkファイルのダウンロードが完了したら、Frameworkをダウンロードします。こちらのファイルは、xposed-v*-sdk*-*.zipのようなものをダウンロードしてください。本記事作成時では、"xposed-v78-sdk23-arm64.zip"でした。ここでは、Nexus 9を用いているためarm64のファイルをダウンロードしましたが、Nexus 5(hammerhead)のような32bit ARM CPUを搭載した端末では、"xposed-v78-sdk23-arm.zip"をダウンロードしてください。


2. apkファイルをインストールする。

先ほどダウンロードしたapkファイル(ここでは"XposedInstaller _3.0_alpha4.apk")をインストールします。ファイラ等のアプリを用いて、先ほどダウンロードしたapkファイルをタップしインストールを行ってください。

3. カスタムリカバリからFrameworkをflashする。

先ほどダウンロードしたzipファイル(ここでは"xposed-v78-sdk23-arm64.zip")をカスタムリカバリからflashします。左の画像で赤く囲われたファイルを選択します。すると右の画像のような画面が表示されるので、こちらも赤く囲われた領域の矢印にしたがって右側にスワイプすることでflashします。


完了すると"Successfull"と表示されるので、"Reboot System"を選択し、再起動を行ってください。再起動後、LauncherからXposed Installerを選択し、起動してください。すると、左の画像のような画面が表示されるので、フレームワークという部分を選択してください。ここで、右のような画面が表示されていれば、無事にMarshmallow対応版Xposedの導入は完了です。




以上。

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